ビットコイン(BTC)からハードフォーク(分岐)した仮想通貨
ビットコイン(BTC)のユーザーが増えていくにつれて、着金が遅くなるなどの問題を引き起こすようになりました。その原因は、取引を記録するブロックがすぐに一杯になり、取引がネットワークに承認されるまでに時間がかかり過ぎることが主な原因でした。
このビットコインネットワークの「スケーラビリティ問題」を解消するべく、「ブロックサイズ」をビットコイン(BTC)の1MBから8MBへ拡張することで、2017年8月1日にビットコインのブロックチェーンから「ハードフォーク(分岐)」してできた「アルトコイン」がビットコインキャッシュです。
ハードフォークにより誕生した通貨ではトップクラスの時価総額
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)のスケーラビリティ問題を解決するために、ハードフォークすることで誕生したアルトコインはいくつかありますが、ビットコインキャッシュ(BCC)は、その中でも時価総額が特に高いアルトコインとなっています。
ビットコインキャッシュ(BCC)は決済がとても早く、日常使いの決済手段として注目を集めています。また、時価総額ランキングではハードフォーク元のビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)などに次いで6位(2019年3月時点)に位置し、順調に成長しています。
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